学習指導

分かる喜び・学ぶ楽しさ。そして生徒の課題解決に向けた授業展開を目指しています。授業の様子を紹介します!

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授業の様子

豚の心臓の解剖

 6月1日(金)3年1組理系生物選択の授業で豚の心臓の解剖を行いました。

1年の時は4人で一個の心臓を解剖しました。今回はより詳しく内部構造を理解するために、

一人一人が特別な動脈付きの心臓を使っての解剖実験となりました。

 最初は外科手術用の針に糸を通すところから始まります。 次に手袋を装着します。

      

 中村先生の見本通り心臓をもとの姿に縫い合わせます。    見本の完成品です。

   

 それぞれが慣れない作業に苦戦しながら縫い合わせていきます。

       

 まずは完成した心臓の外形観察です。中村先生の説明を聞いてそれぞれの心臓でまずは冠動脈

を確認し、大動脈や肺動脈・肺静脈を手で壁の厚さを感じながら見つけていきました。

 

       

      

 次に心臓をMRI画像のように輪切りにしていきます。

    

    右心室と左心室の壁の厚みや弁を確認します。

 その後豚の血液を使ってルミノール反応の実験を行いました。

     

                              青白く光っています。

 

バイオリアクターによる日本酒製造3回目

 5月21日(金)バイオリアクターによる日本酒製造の3回目です。今回はいよいよ醸造された

米ジュースがアルコールに変化したかの確認になります。

38度で数日発酵させたものを布で個体と液体に分離させます。

 

 匂いを確認し蒸留する前にメタノールを数ミリ入れて飲めないアルコールにしてから蒸留します。

 

   

  

                          匂いはかなり強烈です。

 蒸留したアルコールが高濃度に生成されたか蒸発皿に移し燃焼させて確認します。

今回は塩化カリウム、塩化銅(Ⅲ)、塩化ストロンチウムを加えて炎色反応も確認しながら

燃焼させてみました。

      

 実際の炎色反応の様子はこちらです。

     

 すべての班が無事に日本酒の醸造に成功したようです。

 

 1回目が抜けていたので3年1組理系クラスでのバイオリアクターの作成の様子を添付しておきます。

   

   

  

 

 

3年B選理科合同授業 バイオリアクターを使用した日本酒の製造

 5月16日(火)B選生物とB選地学の合同授業による日本酒製造の2回めです。

本日は最終的に製造した物質を精製するための準備として、1年生で学習した蒸留装置の

組み立てとワインの蒸留の復習になります。

    

 生物の中村先生より説明を受け初めて自分たちで蒸留装置を組み立てていきます。

見本通りにできるか実技試験も兼ねているので生徒は真剣です。

     

 次にガスバーナーに点火して水を流し、いよいよ蒸留の開始です。

      

 蒸留されたアルコールが容器の中に溜まってきています。

           

 最後に火を止めアルコールがきちんと蒸留分離できたか中身を蒸発皿に移し火をつけて

確かめました。

    

  

  青い炎を出して燃焼しているので、純度の高いアルコールが精製されたようです。

 今回の練習を生かして、次回は実験が成功して、きちんと日本酒が生成されたかの確認になります。