光合成色素を分離して系統樹を推測せよ!
9月21日(木)3年2組生物選択の時間に「光合成色素の分離」の実験を行いました。
実験の目的は日常的に見ることが多い海藻を用いて、光合成色素を分離してそれぞれの海藻が
どのように進化してきたかを推定することです。
実験材料はアオサ、わかめ、スサビノリ(食用のノリ)、海藻以外でほうれん草です。
実験方法 「薄層クロマトグラフィー」
酒井先生の説明を聞いて実験開始です。
あらかじめ細かく粉砕しておいた材料をマイクロチューブにいれます。
ジエチルエーテルを1mL加え撹拌します。
マイクロチューブを遠心分離器にかけ個体と液体に分離します。
個体が下に沈んでいます。
ガラス細管でTLCシートの下から1㎝の所の一点を数数回スポットします。
展開溶媒として石油エーテル6:アセトン4を使用しました。
それぞれの展開の様子
この後展開溶液が上端に来る前にTLCシートを取り出し、鉛筆で必ずマークします。
そのあとそれぞれの色素もマークして計算でRf値を求めます。
各班が求めたRf値を基に系統樹を予想していきます。