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無菌操作の基礎ー乳酸菌の播種・培養ー顕微鏡観察

 6月13日14日16日にかけてB選生物・地学選択の授業で無菌操作の基礎を乳酸菌を使って練習しました。

まず13日にガスバーナーの炎の上昇気流を利用しての簡易的な無菌操作の仕組みを、中村先生から講義を受け

各班で牛乳に液体のR1ヨーグルトを投入してヨーグルトの培養を行いました。

     

 その後、各個人個人が事前に用意しておいたMRS寒天培地にループに乳酸菌飲料(ヤクルト)を付け、培地に

播種していきました。

    

   ヨーグルトは1日乳酸菌は3日適温で培養します。

 14日無菌操作が成功して他の菌が混入しないでヨーグルトが作成できたかを確認します。

味覚攪乱物質が含まれているミラクルフルーツを使用してレモンや梅干しグレープフルーツジュースなどの他の

食品も一緒に味覚の変化の実験も行いました。

     

 各班が無事にR1ヨーグルトが作成できたようです。

 次に食品を半分食べ味を確認してプリントに記入します。

      

 その後ミラクルフルーツを3分ほど口の中で噛みその後同じ食品を食べてみて、味の変化を確認します。

    それぞれの食品が甘く感じるようになりました。

 16日は無菌操作で播種した乳酸菌が無事に培養できたかの確認です。

久しぶりの顕微鏡操作なので最初は顕微鏡の使い方の練習をしました。

まずは乳酸菌の前に、酵母菌を最高倍率(600倍)で観察できるかの実技試験になります。

     

  酵母菌は全員が観察出来ました。

 次に自分で作成した乳酸菌の観察になります。コロニーをループで取りマイクロチューブに水を入れた中に

何回か入れて溶液にします。その液を顕微鏡で観察して乳酸菌が最高倍率(600倍)で確認出来たら合格です。

    

残念ながら数人乳酸菌が培養されていないようでしたが、他の菌の混入は確認されなかったので無菌操作は成功したようです。