2024年7月の記事一覧
無菌操作の基礎・乳酸菌培養の実例と味覚阻害
6月26日・27日、7月2日にかけて3年B選択『科学と人間生活』の授業で無菌操作の基礎と
乳酸菌培養の実例と味覚阻害の実験を行いました。
洗剤で手を洗いアルコール消毒 ワークスペースの滅菌(実験台にアルコール噴霧)
アルコールランプによる無菌の維持(炎による上昇気流を活用)
培地への播種(ループに乳酸菌飲料を付け、培地に播種、培地を90°づつ回転させ伸ばしていく)
39℃で72時間程度培養する。
続いて乳酸菌の実用的利用としてヨーグルトを作成
中村先生による無菌操作の見本
ワークスペースの無菌化・ガスバーナーによる維持
牛乳パックを開け、紙コップ1杯程度牛乳を出す。
牛乳パックに砂糖と飲むRー1ヨーグルトを入れてふたをする。
39℃で20時間程度培養する。
6月27日実際に作ったヨーグルトを実食
牛乳がヨーグルトに変化していることを確認(実験成功!)、さらにヨーグルトと共にレモン梅干し、グレープフ ルーツジュースなど酸味がある食品を食べて味の確認をする。
その後ミラクルフルーツの実を口に中でしばらくかんで食べる
それからまたヨーグルトや酸味のある食品を食べてミラクルフルーツを食べる前と後の味の違いを
確認する。 全体的に甘くなる!
* ミラクルフルーツは酸味を甘味に感覚阻害!
7月2日培養した乳酸菌が無菌操作が成功して増えているか確認
培地にカビが繁殖せず乳酸菌が増えている。 顕微鏡で乳酸菌の確認!
(ヤクルトにはきちんと乳酸菌が入っていました!)